中身のある高級なメンズ革財布を定義してみる

中身のある高級なメンズ革財布とは、ブランドの名前を取っても「選びたく革財布」であるかどうか。だと思っています。

ブランド品が良い悪いではなくて、あくまでも「ブランドの名前を取っても選びたくなる革財布」であるか?が、私の考える中身のある高級な革財布の定義です。

ブランドの柄やロゴがついているか?いないか?、有名なブランド品であるかどうか?だけが、高級なメンズ革財布の定義だとしたら、あまりにも陳腐じゃないですか。

見た目や知名度だけで判断するなら、中学生でも出来ることですし、誰もが知っている = 上質 高価 = 上質 って構図は必ずしも当たハマるわけではないですよね?ミリオンセールを記録している曲が、必ずしも名曲とは限らないのと同じだと思います。

中身のある高級な革財布とは?

中身のある高級なメンズ革財布とは、上質な革を使っていること

中身のある高級なメンズ革財布とは、一つは上質な革を使っていること。 本革を使ったアイテムが好きな玄人が「あの革を使っているんだから」と興味を示すような本革を使っている革財布ですね。

この判断を下すには、タンナーを知っている必要がありますが、メンズ用の革財布を選ぶ際にどこのタンナーが作り出した革を使っているのか?ってかなり重要です。

通販サイトを見ていて思いますが、革財布の商品詳細ページの素材欄に「本革」とだけしか記載されていないサイトって沢山ありますが、
こういったサイトは、ハッキリ言って論外です。お客さんを舐めているとしか思えません。 本革って動物の革を使っていれば、全て本革なんですよね。

そのため、牛革 ・馬革 ・羊革 ・豚革 ・ヘビ革 ・サメ革であっても本革なんです。 商品詳細ページの素材欄に「本革」とだけ書かれていた場合、どの革を使っているのか分かりません。

上質な本革を使った財布で。高級な本革を使った財布で。 本革といってるだけで「どんな革を使っているのか分からない」し、具体的なことは一切書かれていない。 にも関わらずこの値段?と思うような財布もあります。

少なくても、どんな革が使われているのか?が分からいようでは、中身のある高級なメンズ革財布とは言えません。

上質な革とは、イタリアの老舗タンナー・バダラッシ社のミネルバボックスであったり、英国の老舗名門タンナー・せジュウィック社のブライドルレザーなどですね。

どこで誰が作るのか?

中身のある高級なメンズ革財布とは、どこで誰が作ったのかが分かること

上質な本革を使っていることが分かれば、どこで誰が作った財布なのか?を調べます。

「革の上質さだけを強調していて、どこで誰が作ったのか?が分かりにくい」これも通販サイトを見ていると頻繁に見かけます。

探してよーく見ると「生産国:中国」と、小さく書かれていることって多いですよね。 中国製の財布でもシッカリ作られた物もあるかもしれませんが、少なくとも私は作りの良い中国製財布に出会ったことがありません。

日本製の財布だからといって、必ずしも質が高いとは言い切れませんが、私個人としては、同じ日本で生まれ育ち、その道に人生をかける日本の職人が作った財布を選びます。

私物のレザーアイテムの8割が日本製です

今現在私の使っている財布・小銭入れ・名刺入れ・ブーツ・鞄の8割以上が日本の職人が作った、日本製のレザーアイテムです。

日本の職人が作り出すレザーアイテムは、堅牢さを備えた作りの良さがありかなり上質なのです。。上質な本革を使っていて、作りの良い財布なら、自然とシンプルなデザインになると思いますし、むしろブランドロゴやデザインが邪魔になることもあります。

中身のある高級なメンズ革財布の一つ
クリスペルカーフ・ロシュウォレット
この長財布は、価格が54.000円です。 価格だけを見ると高価に感じますが、ドイツで150年の歴史を誇る名門タンナー・ぺリンガー社のボックスカーフを財布全面に使い、日本の職人がハンドメイドで仕立てています。こういった革財布が「ブランドの名前をとっても選びたくなる」中身のある高級なメンズ革財布です。

手前味噌ですが、私が使っている革財布は「中身の詰まった高級なメンズ革財布を選びました」と自信を持って言える上質な革財布だと自負しています。

あなたにとって、中身の詰まった高級な革財布とはどういったモノですか?
自分に合う仕事用の財布、プライベート用の財布を考えてみましょう。