財布のマチとは?種類と特徴を解説!財布の基礎知識
財布に関する用語として「財布のマチ」という言葉を皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は「財布のマチとは何?」と疑問に感じている方のために、財布のマチの種類と特徴について解説していきます。
財布のマチとは、「財布が横に広がる構造」を指し、財布の中身の収納力を増やす為の遊びの部分を「マチ」と言います。
知らなくて困るものではありませんが、財布や革小物に関する予備知識として覚えておくと、通(ツウ)っぽい感じがでると思います。
それでは、財布のマチの種類や機能性について画像を交えながら紹介していきます。
マチの種類と機能性
財布に設けられているマチの種類は、大きく分けて「ササマチ」と「通しマチ」の2種類です。
みなさんの使用している財布は、どんなマチ構造になっているのか?見比べながらご覧になって下さい。
ササマチ
財布を横から見た時に、底に向かって細くなっている部分を「ササマチ」と言います。
笹の葉に見えることから名付けられたなど諸説は様々ですが、ササマチになった財布の特徴は、中身を入れても財布に厚みが出にくくスマートに見えるのが特徴です。
そのため、財布をスーツの内ポケットに入れても嵩張りにくいので、普段スーツを着てお仕事をされているビジネスマンの方には、ササマチのお財布がおすすめです。
メンズ長財布の人気ランキングでも、やはりササマチ構造になった革財布が多い傾向です。
通しマチ
財布の底にマチがついた形のモノを「通しマチ」と言います。 ご覧になると分かるかと思いますが、通しマチはお札の収納力が高く現金を沢山入れることが出来ます。
通しマチのお財布は、普段から現金をたくさん持ち歩く方や、カードやレシートなどで財布の中身がつい多くなってしまう方におすすめです。
ササマチと通しマチの比較
上記の画像は、ササマチと通しマチを比較したモノですが、ササマチのお財布(左)よりも通しマチのお財布(右)の方が中身の収納力が高くなります。
2つの財布を比べた場合、「どちらの財布にしようか」と迷われる方もいると思いますが、どちらかが優れているわけではなく、好みの問題です。
私個人の意見としては、見た目の綺麗さやスタイリッシュさならササマチのお財布。 反対に、中身の収納力を優先するなら通しマチのお財布が良いと思います。
普段スーツを着てお仕事をされている機会が多いビジネスマンの方には、見た目も綺麗でスーツの内ポケットに入れても嵩張りにくいササマチの長財布がオススメです。
財布のマチ構造+
先ほど解説した「ササマチ」と「通しマチ」以外にも、「風琴マチ(ふうきんまち)」と呼ばれるモノもあるので紹介します。
風琴マチ(ふうきんまち)
財布を横から見た時のマチの形が、アコーディオンのジャバラ部分に似ている由来から「風琴マチ(ふうきんまち)」と呼ばれています。
ほとんど見かけないマチ構造ですが、風琴マチは外側に折れているため、お札がマチに引っ掛かることが殆んどなく、お札などの収納量によってマチが伸縮するため、収納と機能面で実用性に優れています。
財布のマチとは?財布に関する基礎知識まとめ
財布のマチについて解説してきました。 これから財布の買い替えをお考えの方は、財布のマチ構造を覚えておくと使い易さや機能性の面でよりイメージに近い財布を選べるようになると思います。
「財布のマチとは?」についての解説は以上になります。ぜひ参考にしてみて下さい。