
本革だと思って買ったのに、調べてみたら合皮の財布だった。。合皮のジャケットだった。。 想像とは違うアイテムを手に入れてしまい、損をした経験のある方も多いのではないでしょうか。
本革だと思い込んで買った後に「実は合皮だった」なんて、損は誰でもしたくないと思います。 そこで、このページでは合皮(フェイクレザー)と本革の簡単な見分け方を紹介します。
合皮と本革の見分け方
結論から先にお話ししますが、合皮と本革の見分け方のポイントは以下の5つです。
- 革の匂い
- 革に触れる
- 革の断面を見る
- 目立たない所に傷を付ける
- 洗濯タグを確認(レザージャケットのみ)
それでは、一つひとつ解説していきます。
革の匂いを嗅ぐ
財布・小銭入れ・鞄・ジャケットなんでも良いです、そのモノの表面の匂いを嗅いでみて下さい。 油っぽい臭いがした場合は、合皮の可能性が極めて高い。
少し細かいことを言うと、本革であった場合でもクロム鞣しや顔料仕上げによって作られた革だと、脂っぽい臭いがするので「油っぽい臭いがした」だけでは、まだ合皮だと断定はできません。 ただ、匂いを嗅いで革の良い香りがしたら本革ですね。
革に触れる
財布・小銭入れ・鞄・ジャケットなんでも良いので、そのモノ自体を少し長めに持ってみて下さい。 本革なら革の表面がしっとりしますが、合皮の場合はナイロンを持った時のような汗ばみができます。
合皮は表面をポリウレタンや塩化ビニール(プラスチック製樹脂)でコーティングしているので通気性がありません。
目立たない所に傷を付ける
目立たない箇所に、爪で軽く引掻いてみて下さい。 本革ならキズがつきますが、合皮の場合は強めに引掻かないとキズがつきません。
※小さなキズ程度なら指で慣らすと自然と回復します。(小さな傷さえ付けたくない方は、やらなくても良いです。)
革の断面を見る
合皮は断面が毛羽立つと糸くずのようなものが出てきます。
洗濯タグを確認(レザージャケットのみ)
レザージャケット限定になりますが、本革が使われていればレザージャケットのタグに「○○製」と書かれています。(画像は、私の私物のレザージャケットです。)
合皮と本革の見分け方・まとめ
合皮と本革の見分け方について解説してきました。 改めてまとめると、ポイントは以下の5つです。
- 革の匂い
- 革に触れる
- 革の断面を見る
- 目立たない所に傷を付ける
- 洗濯タグを確認(レザージャケットのみ)
以上の5つのポイントを駆使して、総合的に「合皮なのか?本革なのか?」を判断してみて下さい。 きっと、あなたにも合皮と本革の見極めができるはずだと思います。