
長く使える革財布を見分ける4つのポイント
新しい革財布を購入し、「これは良いモノを選んだ!大切に長く使うぞ」と思っていたにも関わらず、半年後にはもう買い換えが必要なくらい痛んでいる。
そこまでいかなくても、傷や汚れが目立ち、どうもみすぼらしい。
皆さん、そのような経験をされたことはありませんでしょうか?
実は、数ヶ月でダメになってしまう革財布を見分ける方法があります。
今回は、長く使える革財布を見分ける4つのポイントについて、解説していきます。
長く使える革財布を見分ける4つのポイント
長く使える革財布を見分ける4つのポイントは、次のとおりです。
- ポイント1 長期間使用に耐えることができる革で作られた財布であるか
- ポイント2 財布自体の作りがシッカリとしているか
- ポイント3 飽きることがなく愛着の持てる財布であるか
- ポイント4 販売店がリペア(修理)対応をしてくれる専門店であるか
この4つのポイントをシッカリと押さえておけば、長く使える革財布を簡単に選ぶことができるようになります。
それでは、各ポイントの詳細を確認していきましょう。
ポイント1 長期間使用に耐えることができる革で作られた財布であるか
最も重要なポイントが、この長期間使用に耐えることができる革で作られた財布であるかどうかです。
どういった革が、長期間使用に耐えうるものかというと、次の3点を兼ね備えたものがそれにあたります。
- 丈夫で耐久性がある
- 傷が付きにくい
- 修復が容易
革の種類によって、硬さや傷の付きやすさなどの特徴が異なります。
長く使う財布を選ぼうとしているのに、「傷が付きやすく、耐久性の低い革を使った財布」を選んでしまっては元も子もありません。
長く使える革財布を選ぶためには、「丈夫で耐久性があり、傷が付きににくく、万が一傷が付いた場合も修復しやすい革」を使った財布を選ぶことが最も重要なポイントです。
長く使う財布を選ぶには、丈夫で耐久性があり・傷がつきにくい・傷がついても修復しやすい革を使った財布を選ぶことが最も重要なポイントです。
ポイント2 財布自体の作りがシッカリとしているか
長く使える革財布を選ぶわけですから、作りがシッカリしている財布を選ぶのは当たり前だと思われるハズです。
では、一つ質問させてください。
作りがシッカリしている財布を判断するためには、どこを確認して判断すれば良いのでしょう?
恐らく、多くの方が具体的な回答をすることができないと思います。
革製品に詳しくない場合、作りがシッカリした財布を選ぶことは簡単ではありません。
作りの良さを判断するチェックポイントはいくつかありますが、分かりやすいものとしては、「財布のコバと縫製」です。
有名なブランドやランキングサイトでおすすめとなっているというだけで選んでしまうと、目を疑うような作りの財布に出会ってしまうことがあります。
長く使える革財布を選ぶためには、ブランド名やランキングサイトのおすすめ情報だけでなく、作りがシッカリしたものを選ぶようにしましょう。
ポイント3 飽きることがなく愛着の持てる財布であるか
新しい財布を購入した直後は、誰でも大切に扱うと思いますが、時間が経つにつれて飽きがきてしまうことがあります。
飽きがきてしまうと、財布の手入れがおろそかになったり、雑に扱うようになってしまったりして、結果的に財布の寿命を縮める原因になってしまいます。
そのため、長く使うためには、飽きることがなく愛着の持てる財布
を選ぶことが大切になります。
どのような財布に愛着を持てるかは、20代、30代、40代といった各年代によって、ブルガリなどの特定のブランドが人気であったり、二つ折りのものが流行していたりと、色々と異なることもあるかと思います。
しかしながら、「革を育てることができるシンプルな財布」であれば、各年代を通して愛着を持つことができる財布として、選択肢の一つになり得ます。
購入直後が完成形ではなく、長期間の使用とともに革の色合いや風合いに深みが増していき、財布を使いながら革を育てることができる財布であれば、飽きることなく愛着を持ち続けられるからです。
愛着を持って財布と接することができれば、自然と財布の手入れも丁寧になってくるので、長い間一緒に年齢を重ねていくことができる財布になります。
ポイント4 販売店がリペア(修理)対応をしてくれる専門店であるか
財布は、洋服や靴などのある程度ローテーションが可能なアイテムとは異なり、毎日休むことなく身につける使用頻度の高いアイテムですよね。
毎日身につけるということは、当然、ローテーション可能なアイテムと比べて消耗は速くなります。
そのため、どれだけ大切に扱っていっても、金具が取れてしまったり、革がすり切れてしまったりといった「予期せぬ破損」が発生する場合があります。
そのような「予期せぬ破損」が発生した場合に、リペア対応をしてくれる店舗
やブランド、通販サイトで購入しておくと非常に便利です。
何店舗も入っている大手通販サイトなどの中には、リペア対応をしてくれないショップもあるので、そんなショップで購入した場合は自分で壊れた財布をリペアしてくれる場所を探さなくてはなりません。
そうやって苦労して探したあげく、どこにもリペアを受け付けてもらえず、財布の買い換えが必要になる可能性すらあります。
長く使える財布を探すときは、リペア対応可能な店舗を選ぶことも大切です。
長く使える革財布を見分ける4つのポイント・まとめ
長く使える革財布を選ぶポイントは
- ポイント1 長期間使用に耐えることができる革で作られた財布であるか
- ポイント2 財布自体の作りがシッカリとしているか
- ポイント3 飽きることがなく愛着の持てる財布であるか
- ポイント4 販売店がリペア(修理)対応をしてくれる専門店であるか
以上の4つでした。
友人から長く使える財布を探していると相談された場合は、必ずこの4つのポイントの話をするようにしています。
シッカリと理由を説明しないことには、
「どうして、この革の種類の財布がおすすめなのか。」
を、納得してもらえませんからね。
長く使える革財布をお探しの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
保存版・長く使えるおすすめの上質革財布では、4つのポイントを踏まえて上で、おすすめの長く使える革財布を紹介しています。
「長く使える革財布を選びたいけれども、どれを選べば良いのかわからない。」
と、お悩みの方は、ぜひご覧になってください。
また、下記記事にて、私が実際に使用している本革財布について、詳細な手入れ方法や長く使うためのポイントを紹介しています。
上質な本革財布への買い換えを検討している方は、ぜひ御確認ください。